以前なのですが、ipodとウォークマンの比較を記事をかきました。
こちらの記事でウォークマンの再生機能をまとめていたのですが、私が所有しているAシリーズ以外のシリーズに搭載されている機能で私も把握仕切れていなかった機能もありました。
そこで今回は、ウォークマンの機能に関して記事にしていきたいと思います。
ハイレゾ音源機能対応
ウォークマンはSシリーズ以外はすべてこのハイレゾに対応しています。
ハイレゾとはCDを超える情報量を持つ高音質音源の事です。
従来のCDでは音源の情報量を圧縮しており、レコーディングやライブの空気感といったその場でしか味わえない臨場感を感じる事が出来ませんでした。
ですが、ビット数の高さと細やかなサンプリングによってCDの6.5倍以上の情報量をデータ化しており、従来の物とは比べものにならない再現性を実現してさせたものです。
バランス接続対応
ウォークマンのZX、WMシリーズがこの機能を持っています。
このバランス接続というのは再生機からヘッドホンへと流れてくる音源をLとRで別々に再生する機能の事です。
録音時、楽器の音を中央から見て右と左に配置して録音するのですが、この時音は中央付近でぶつかり合うことがあります。
バランス接続に対応されていないプレーヤーを使うと、LとRと一緒にこのぶつかり合っている音源も一緒に再生されてしまい、右と中央、左がぶつかり合います。
これによって一部の楽器が聞こえにくくなったり、音の輪郭がぼやけるといった面が出てきます。
バランス接続は右と左で録音したものを再生し、音のぶつかり合いをなくします。
これによって、左右の分離がきれいになるため、どの楽器の音もはっきり聞こえるようになります。
デジタルノイズキャンセリングヘッドホン機能
これはSとAシリーズに搭載されています。
飛行機や電車で聞こえてくる周囲の騒音を消して音楽がはっきりと聞こえるようにする機能になります。
これは専用のヘッドホンが必要となりますので、注意して下さい。
S-MASTER HX
これはSシリーズ以外すべてのウォークマンに入っています。
S-MASTER HXはすべての信号処理をデジタルで行うフルデジタルアンプの事です。
通常プレーヤーで音楽を再生する時、最初のデジタル情報をアナログ情報に変換する必要があり、この変換をする際にどうしても音質が低下してしまします。
この変換する低下を最低限に抑え、原音に近い音を再生します。
この際、原音に含まれてくるノイズをすべて除去します。
DSEE HX
これはSシリーズ以外すべてのウォークマンに入っています。
CDやMP3等の圧縮音源を自動で高音質化する機能となります。
通常24KHz/16bitのCD音源を192kHz/24bitのいわゆるハイレゾ相当の音源にまでスケールアップする機能となります。
この機能は手動で操作する必要があり、利用中はバッテリーの消費が激しくなりますので注意が必要になります。
まとめ
現在のウォークマンは楽曲の再生にかんして、非常に高い技術を持っています。
2万円台から購入できるAシリーズから今回紹介した機能はほとんど利用できるため、音楽プレーヤーとして音質を求める方なら確実にAシリーズ以上の物を購入すれば間違いはありません。
是非今回の記事を参考にして下さい。
今回も最後までよんでいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。