ギターを始めたばかりの方でもバンドを組んで楽しみたいですよね。
だけど、どれが簡単な曲か?バンド初心者でもどれが簡単なのかわからない方も多いと思います。
そこで今回はギター初心者でも簡単にできて、バンドでも簡単にできる曲を紹介していきたいと思います。
是非参考にして下さい。
バンド初心者向けの曲とは?
バンド初心者向けの曲は、比較的単純な技術で始めたばかりの方でも挑戦しやすい曲が中心となります。
一先ず、この条件を満たしている曲を中心に紹介していきます。
1:知名度が高い
バンドで盛り上がりやすい曲とは、来る年代がバラバラになりやすいライブの中でも、どれだけ多くの方が知っているかいなかが肝となります。
といいますのも、知っている曲が流れてきたら聞いてくれる方は「あ、この曲知っている」と反応してノリノリになってくれるのですが、知らない曲だと「知らないなぁ・・・」となる方が多いからです。
そのため、いくら簡単だからといって知名度が低すぎる曲ばかり選ぶとだれも反応してくれないという結末が待っています。
慣れないとつらいんですよ・・・だれも反応しないで棒立ちになって聞いている様子をみるのは・・・。
2:盛り上がりやすい
初心者の方はまだまだ演奏の技術が足りない方も多いはずです。
ですが、勢いでその技術不足をカバーしやすい、ノリが最優先の曲を演奏すると多少ヘタでも意外と勢いだけで乗り切れてしまいます。
また、知名度が高ければ高いほど以外と乗り切れます。
3:特定のパートだけ難しいということがない
世の中には星の数ほど曲が存在していますが、とあるパートだけ異様に難しいという曲もたくさん存在します。
そういう曲を選曲しますと、やっている本人だけが苦労して、他のパートはスムーズに終わるということもあります。
弾けるなら問題ありませんが、弾くのに多大な練習を要する場合本人があまり楽しめなくなります。
そのため、全パートが簡単にできる曲を選ぶとそういう思いをしないで楽しむことができます。
Dont Say Lazy/桜が丘高校軽音部
この曲はアニメ「けいおん」のED曲としても大変知名度が高い曲です。
知名度もそうですが、弾くのに必要な技術は大変シンプル。
ギターはパワーコードが中心で、ベースもルート弾きが中心となっています。
ドラムも基本的な8ビートが叩けるなら問題なく弾ける。
そんな初心者の定番曲の一つとして有名でもあります。
Dont Say Lazyの苦労する点
完コピを目指す場合、Bメロにリードギターのパートが存在します。
単音だけを弾くのに苦労している方は最初苦労する可能性があること、リズムも他のパートと違いますのでつられる可能性があります。
後、ドラムはそこまでややこしいパターンを叩いているわけではありませんが、完コピを目指す場合、所どころにフィルインがたくさんあります。
基本スネアを叩くものが多いのですが、フィルインを叩こうとしてリズムが狂う可能性があります。
Dont Say Lazyの対策
ギターはリズムをしっかりと把握したリードギターを弾いて下さい。
ドラムがフィルインを再現しようとしてリズムが狂う可能性がある場合、フィルインはスネアとタムを4ビートで叩くなどの簡略化をしてみてください。
簡略化してもフィルインの効果が狙えるだけでなく、シンプルにすることでリズムも安定しやすくなります。
小さな恋のうた/MONGOL800
この曲は、MONGOL800の代表曲の一つで私が学生の頃に流行っていた曲です。
また、青春ロックの代名詞のような曲としても有名なためか、よくバンドイベントでもこの曲をコピーするバンドが多々存在します。
曲はテンポが速いのですが、基本的に弾き方はギターはパワーコードのみ。
ベースもルート弾き、ドラムはワンパターンとなっています。
そういうこともあってか、この曲は初心者の定番曲の一つとなっています。
小さな恋のうたの苦労する点
最初はじまるギターなのですが、ブリッジミュートをしながらすべてダウンで弾かないといけません。
ダウンで弾かないとアタック感が薄れてしまい、曲が引き締まらないためです。
また、全体的にテンポが速い曲のため、速さがぶれたり気が付いたらずれていたということにもなります。
小さな恋のうたの対策
ギターに関しては、最初はこのテンポをダウンでピッキングできるように練習しましょう。
体力勝負でもありますが、ダウンピッキングに体力をつける方法がただ一つ、弾くだけです。
テンポに追いつかない場合は、テンポを落として弾きましょう。
The Beginning /ONE OK ROCK
ONE OK ROCKの代表曲の一つとなっています。
テンポが速い方ではありますが、ややこしいリズムもなく、パワーコードが中心の楽曲となっています。
楽曲はサビ前から少しづつ上がっていき、サビになったら一気に爆発するというロックのお手本のような曲です。
The Beginningの苦労する所
最初はギターのブリッジミュートをいかしたダウンピッキングから始まります。
なかなかテンポが速いので、最初はテンポに合わせるのに苦労する可能性があります。
また、アルペジオのパートがあり、そこが人によっては苦労します。
アルペジオはコードがしっかり押さえないと弾けていなかったというパターンがありますので、こちらも要注意です。
The Beginningの対策
この曲のブリッジミュートをいかしたダウンピッキングは練習するしかありません。
また、アルペジオのパートですが、オクターブ奏法に切り替える、もしくは1弦だけでコードの音を鳴らすでも全然ありです!
リズムも早くなりがちなので、走らないようにテンポを意識してしっかり弾きましょう。
まとめ
バンド初心者でも弾きやすい、ギターの曲を3つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
どれも弾いてみて楽しい曲です!
すごくシンプルなのですが、やっぱりこれだけシンプルな曲が一番楽しいのが本音ではありますね。
皆さんも是非、挑戦してみてください。