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耳コピは全く難しくない!コツとやり方を解説!

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ギターを弾いていたりしている方は、大半はスコアや楽譜を見ながら弾いているとおもいます。

 

私も最初の頃や忙しいときなどは、よくスコアを買ってきたり、ネットで拾ってきたりして見ながら練習していました。

 

ですが、スコアや楽譜がない曲となると、どうしても耳コピをしないといけません。

 

そこで今回はよく難しいといわれる耳コピのコツを紹介していきたいと思います。

 

耳コピはできると良いことがたくさん!

 

耳コピはできなくても曲は弾ける!そう思っている方は多いと思います。

 

私も色々やっていることもあってか後回しにしていましたが、最近は音感と鍛えるトレーニングを色々やり始めました。

 

そんなトレーニングをしてでも耳コピをできるようになろうと決めた理由には以下のものがあります。

 

1:楽譜ができても曲が弾けるようになる

 

インターネットで見つけられる曲や、スコアブックで取り扱っている曲の大半は有名な曲が中心です。

 

そのためか、マイナーなインディーズバンドの曲は全然手に入れられません。

 

そうなると、音源を聞いて耳でコピーするしかありません。

 

ここで耳コピができるようになると、必要な時間が省略化できるようになります。

 

2:瞬時に曲のチューニングを変更できる

 

人と一緒にスタジオに入ったり、セッションで弾いているとたま~に曲のkeyが違うことがあります。

 

この時、瞬時にkeyが違うことを見抜いてすぐに変更できるようになると、できる人と思われます。

 

実際にそこまで音感が身についていない時期に、keyが違う所に対処できなくてバンドを首になったことがあります💦

 

そういう対応力は耳コピができるほどの音感がみについていると、瞬時に対応できます。

 

3:アレンジが瞬時にできるようになる

 

耳コピができるようになると、自然にどういった音ならどこのタイミングでどの音を弾いても問題ないか感覚的にわかるようになります。

 

これは耳コピを続けることでみについてくる音感の話となってきますが、これはどんな楽器や音楽をするうえで必須となってきます。

 

音感が身についてくると自分で曲をアレンジする時に即興でアレンジができるようになっていきます。

 

プロと呼ばれる人たちは、聞いてすぐに音を特定してその場で弾いてしまいます。

 

私の師匠はバンドカラオケでバイトをしているのですが、お客さんからオーダーが入ったら数分前にその曲を聴いて完全にコピーしてしまいます。

 

ここは重要ですね!

 

では、そんな耳コピをするためのコツとしっておきたい事を紹介していきます。

 

コツ1:Keyの特定

 

楽曲のkeyとは、その楽曲の基礎の部分といえるでしょう。

 

このkeyとは7つ音の事をさしていて、このkeyを特定しておくことでどの音が使われているか当たりをつけることができます。

 

音はピアノの白鍵と黒鍵を含めて12個あります。

 

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画像のキーボードは2オクターブ分ありますが、1オクターブ分、白鍵7つと黒鍵5つ。

 

数えてみたらあるのが分かりますね。

 

このkeyを特定できたら計12つの音を7つまでに減らせます!

 

ちなみに、このkeyはダイアトニックコードと表記されることもあります。

 

例えばキーがCメジャー(=ハ長調)のときには「C・Dm・Em・F・G・Am・Bm(-5)」で、画像のキーボードだと、白鍵だけを使います。

 

因みに、例のBm(-5)はほとんど使わないため、ほぼ6つの音で特定できます。

 

 

 

コツ2:ダイアトニックコードを覚える

 

keyが分かったら次はダイアトニックコードの構造をしっておくと良いでしょう。

 

keyをCでみると、楽譜上ではこうなります。

 

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3つの音の塊、つまりコードになりますが、一音ずつ上がっていっているのがわかります。

 

音階から1音ずつ上に上がっていく音階がダイアトニックコードの基本構造となっています。

 

ちなみに、楽譜上では1音ずつ上がっているようにみえますが、実際は黒鍵の部分を無視して上がっています。

 

ですので実際には「全全半 全全全半」と音が開いていっています。

 

まずはこの構造を覚えることが重要となります。

 

コツ3:ベースの音を聞く

 

音楽を聴いていると、いろんな楽器が色々弾いていてどれがどれか分からない!そういう場面が多いと思います。

 

そんなときは自分のパートを忘れてまずはベースの音を聞いて下さい。

 

ベースは基本的に、楽曲の一番低い音を弾いていることが多く、コードが変わるタイミングでも必ずベースとなる音を弾いています。

 

また、ベースはピアノやギターと違って1小節の間にベース音と違う音を弾く可能性が低いため、コードの特定には非常にわかりやすい指針となります。

 

実例でも紹介していきます。

 

Nirvanaの代表曲「Smells Like Teen Spirit」を見てみましょう!

 

www.youtube.com

 

はい、シンプルですがとてもかっこいい曲ですね。

 

こちらのベースのtab譜を見てみましょう。

 

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www.songsterr.com

 

コード進行はF→A#→G#→C#となります。

 

実際にベースのtabを見ても、音の変化は少ないのが分かります。

 

そのため、耳コピをするにあたって、ベースラインの特定は欠かせないものとなっています。

 

コツ4:メロディは簡単!

 

メロディの耳コピのコツは簡単です。それはメロディを歌う事です!

 

え?なんでと思いがちですが、実は簡単なことです。

 

メロディが歌えるほど曲を聴きこむことで、もともと備えている音感である程度はどの音か特定できるからです。

 

実際に歌ってみてダイアトニックコードからあまりに逸脱していないことを確認してみてください。

 

意外と音どりが甘かったりすることがあるためです。

 

これはやればやるほど精度が高まってきます。

 

学校や仕事の帰り道に、曲を聴きながら鼻歌を歌うだけでも効果がありますので是非お試し下さい。

 

まとめ

 

耳コピは楽器をやっている人にとっては是非とも習得しておきたいテクニックです。

 

これができるようになると楽器の楽しさが一段と上がるようになります。

 

最初は難しいかもしれませんが。トライ&エラーで挑戦してみてください。