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緊急地震速報の音はなぜ怖い?音楽的に解説してみた

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みなさんは緊急地震速報をどれくらいの頻度で聞きますか?

 

テレビでみていて緊急地震速報の音を聞くと思わずビクッとなってしまいますね。

 

そして音が聞こえてテレビをみたら、地震だぁ!とびっくりします。慣れているかたも多いかと思いますが、やはりあの音はいまだになれません。

 

そこで今回は、あの緊急地震速報を音がどうして怖いと感じるのかを、音楽理論で説明していきたいと思います。

 

緊急地震速報の音は?

 

まず、緊急地震速報の音のコードの割り出しをします。

 

必死になって耳コピをしてみましたが、コードにするとこうなりますね。

 

Cm C#m

 

たったこれだけですが、CmからC#mに移行するだけではあの不安感を掻き立てるような音にはなりません。

 

実際に鳴らすとこうなります。

 

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これだけでは、いまいち不安を掻き立てるような感じはすくないですね

 

今はまだおおざっぱなコードが判明しただけですので、まだわかりにくいですね。

 

では、元の緊急地震速報にちかづくように、分散させましょう。

 

コードをばらして弾いたら、こうなりました!

 

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譜面にするとこうなります。

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はい、パっとみ複雑ですね。元々曲というより効果音ですから、楽譜にするとどうしてもこんな感じになりますので、その点はご容赦下さい。

 

この時点でも大分近づきましたが、まだ足りません!

 

そこで、ここにトライコードをいれてみます。

 

トライコードって何?

 

ダイアトニックコードというものがあります。

 

このダイアトニックコードはそれぞれ役割にあたるコードがあります。

 

この役割の中で、組み合わせると、もっとも不協和音になると

 

ダイアトニックコードはダイアトニックスケールという7つの音から作られます。そしてこの7つの音の中で、最も不協和な音程というものがあります。

 

 

それが、完全4度と長7度の組み合わせとなります。

 

そこで、ここまで作った音源のうち、完全4度と長7度になるように音を調整します。

 

するとこうなりました。

 

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はい、音はピアノですが、音は完全に地震速報の音源ですね!

 

完成です!

 

結論!

 

地震速報音源はC7(#9)/G→C#7(#9)/G#のトライコードでした。

 

この音の動きには以下の特徴があります。

 

1:短いフレーズ

2:テンポが速い

3:キーが短い間隔で変化します

4:悲しい感じの雰囲気

 

この特徴を押させることで、人に不安を与えさせる効果はあります。

 

元々、半音ずらしてコードを鳴らす事で人に不安感を掻き立てる効果があります。

 

これを短い間に、2回繰り返すため、緊張感を掻き立てます。

 

またかなり広い音域で素早く駆けあがっており、注意を惹き、焦りがでてきます。

 

おまけ:このBGMが出た背景

 

このBGMを作曲したのは伊福部達氏で、あのゴジラのBGMを作曲した方の甥にあたるかたです。

 

この伊福部達氏の曲は叔父にあたる伊福部昭氏の「シンフォニアタカプーラ」を参考にして作られたといわれています。

 

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元々要望としてだされていたものとしては、以下の物がありました。

 

1:注意喚起を促す

2:すぐに行動に移したくなるような音にすること

3:極度に不快でも快適でもなく、あまり明るくも暗くもない

4:既存のいかなるチャイム音とも違うこと

5:聴覚障碍者の方でも聞こえる音であること

 

以上の条件をみたすものを作った結果があのBGMだったわけですね。