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ガシャガシャする前に要確認!ギターのコードストロークの弾く位置

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ギターを始めて手に取ったら、まずみなさんどうしますか?

 

私は思いっきりガシャガシャしていていました。

 

よくあるギターのコードストロークはガシャガシャ何も考えずにやるだけでもちゃんと鳴ってくれますが、やはり基本は抑えておきたいものです。

 

今回はギターのコードストロークの基本について紹介していきたいと思います。

 

ギターのコードストロークは弾く位置やピックアップで音が変わる

 

まず、コードストロークは弾き方や弾く位置でニュアンスや音色が変わってきます。

 

それはどういうことかといいますと、ギターをピックで弾くとき、弾く位置でギターストロールの印象はガラリとかわるということです。

 

これはエレキギターによくでる特徴ですが、アコギでも同じことが発生します。

では、実際にどう変わってくるのか見てみましょう。

 

1:レバースイッチの位置

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ギターのレバースイッチと呼ばれるものがあります。

このスイッチを触ってみると前後に動くことがわかると思います。

 

このスイッチはギターについているピックアップが音をどちらで拾うかを設定するための物となっています。

 

このスイッチをネック側に動かすとフロント、逆向きに動かすとリアとなります。

 

このレバーの位置の関係をよ~く覚えておきましょう。

 

2:ピックでギターを弾く位置

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 ギターはピックで弾く位置で音色の性質が変わります。

ネックに近い所で弾けば弾くほど音は柔らかくなり、ネックとは逆で弾けば弾くほど音が硬くなっていきます。

 

私は大体ピックを置いている位置でギターを弾いています。

この位置で弾くとブリッジ付近でミュートをかける時に便利だからです。

 

ここまで説明をまとめますと、レバースイッチと弾くポジションで音色がガラリと変わります。

この組み合わせで曲に合った設定と弾き方を選択してください。

 

 

さて、実際に文字と画像だけで説明しても、いまいち実感がつかめないと思います。

そこで実際に音をだしてみました。

 

設定

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弾くコードストロークはこうします。

C一発のみ、コードチェンジもなくやっていきます。

 

音色はフェンダーのアンプをジャズに合うような音色に設定しました。

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音は上の方はフロント側、下側はリアの音とします。

 

実際に効き比べしてみましょう。

 

ネック側でギターをコードストローク

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画像のこの位置でギターを弾いてみました。

 

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 はい、フロントの方は丸っこい感じがしますがリアの方はとげとげしい感じがしますね。

本来、このピックに位置で弾くとピックアップから遠ざかってしまうため、音が小さくなりやすいためあまり推奨された所ではありません。

 

ですがピックで弾いたときに聞こえてくる特有のノイズが薄まりますので、音はこれでもかというくらい優しくなっていることが分かります。

 

オススメのジャンル

 

弾き語り、POP、jazz

 

優しく聞かせたい時にオススメなポジション

 

 中央でギターをコードストローク

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画像のこの位置でギターを弾いてみました。

 

 

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先ほどのネック側で弾いたものと違いを感じにくいのですが、全体的に音にとげとげしさが増しています。

この位置になると、ピックアップの上でなっていることもあってか音はしっかりと取ってくれるのと同時にピッキングした際に起きるノイズもしっかりと拾うため、粗々しさも同時に感じるかもしれません。

 

まだフロントの方は感じにくいかもしれませんが、リアは粗々しさが大分目立ちますね。

 

 この辺りで弾くと、本体のブリッジ付近でミュートがしやすくなるため、ブリッジミュートを使う曲だとこの辺りで弾くのがオススメです。

 

オススメのジャンル

 

ROCK、POP、HR/HM

 

激しめの曲、どういう弾き方にも対応できる

 

ブリッジ側でギターをコードストローク

 

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画像のこの位置でギターを弾いてみました。

 

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音が両方とも硬くなっています。

 

フロントにするとある程度柔らかくなりやすいのですが、音が硬質になっているために音の輪郭がはっきりしています。

 

この位置になると、ピックアップの上でなっていることもあってか音はしっかりと取ってくれるのと同時にピッキングした際に起きるノイズもしっかりと拾うため、粗々しさもさきほどより非常に強く感じるかもしれません。

 

この辺りで弾くと、本体のブリッジでミュートにしづらくなるためかあまりここで弾くこともありませんね。

 

ただ音が非常に硬質なため、この硬さを利用してロック系の音楽系をするとかなりはまりますね。

一方でPOPの曲にはなかなかあいません

 

オススメのジャンル

 

ROCK、POP、HR/HM

 

激しめの曲、いまいち応用した弾き方に対処しづらい

 

指でギターのコードストロークを弾くとこうなる

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では最後に、アコギで良くやるような指でひくとこうなることをお見せしましょう。

 

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私は親指の先端部分、爪で弾かないためピックノイズがまず発生しません。

この弾き方は指で弾くものより音量が小さくなりやすいため、うっすら聞かせたいときには重宝します。

 

フロントにしたものより音が柔らかく、優しげな音楽にはとてもはまります。

親指で弾きにくい場合は、五本の指で弦を上にはじくようにしてバラバラに弾く、アルぺジオで弾くとよりはまります。

 

オススメのジャンル

 

POP、JAZZ、ヴォサノバ

 

非常に優しい曲、うっすら聞かせる程度にしておきたいとき

 

まとめ

 

コードストロークはレバースイッチの位置、ピッキングをする場所でここまで印象が変わったことを実感していただけましたでしょうか?

 

この弾く位置だけでなく、使用するピックの形と素材でも音が変わります。

こちらの話も機会がきましたら、ご紹介いたします。