男性の方は、10代後半あたりは気にならないのですが、20代になってくるとだんだん顔を洗顔が必須となってきます。
特に男性の場合は顔がテカテカしやすい方が多いため、みんな脂性肌だから保湿はいらないと勘違いしやすくなっています。
そこで今回は、男性の乾燥肌と脂性肌の見極め方を紹介していきたいと思います。
まずはココを押さえよう!
まず、男性は顔のTゾーンとUゾーンの状態で大まかな性質が判明します。
ここでいるTゾーンとUゾーンは以下の図の場所となります。
この額の所がTゾーン、頬の所がUゾーンとなります。
こちらのTゾーンに脂を感じるなら脂性肌、Uゾーンにかさつきを感じるなら乾燥肌と言われています。
この判別方法では、脂性肌と乾燥肌を見極めるのには大変役にたつのですが、代わりに脂性肌と乾燥肌が混合した混合肌、敏感肌の見極めができません。
あくまで、参考にしておくのが良いでしょう。
タイプで違う、肌の見極め方!
ここからは、タイプ別の男性の肌の特徴の見極め方を紹介していきます。
1:脂性肌
脂性肌は洗顔した後の顔の状態で判断することができます。
ただし、化粧水を使わないで放置する必要があるため、日頃化粧水を使用している方は注意してください。
すると、20~30分後、肌の状態が落ち着いてきますので顔を触ってみましょう。
顔の水分が不足するために、皮脂から脂性分がでてきてテカテカしてきて、ツッパリ感がなくなっているのでしたら、完全に脂性肌です。
2:乾燥肌
こちらも判断方法は先に紹介した脂性肌の方と同じ方法で調べます。
脂性肌と違うのは、肌が突っ張るような感じがあるかいなかという点になります。
また乾燥肌の場合、肌の水分が足りなく、それをカバーするための脂性分がないため、肌はカサカサしています。
このように、同じ水分が不足しているのに脂性分があるか否かでこんなに変わってきます。
この二つだけでも完全に把握しておきましょう。
3:混合肌
こちらは、乾燥肌と脂性肌の特徴が両方あります。
こちらも判別するための方法は同じなのですが、特定方法が人によって変わります。
人によってちがうため、一概にもいえないのですが、Tゾーンには脂性分がでてきてテカテカしていて、肌が突っ張るような感覚がない。
ですが、Uゾーンは肌がかさついていて、肌を触ってみたら肌が突っ張るような感覚がある場合があります。
この逆もありえますので、判別に関しては、慎重に見たほうがよいでしょう。
4:敏感肌
敏感肌に関しては、自分で特定するための方法がありません。
しいて言うなら、原因になりやすいものを肌に近づけてみて、何か異常がおきるかどうかで判断できます。
よくある金属や動物のアレルギーなどはそれである程度は判別はできますが、それだけでは判断がしきれません。
そのため、一番のオススメは皮膚科へ行ってアレルギー検査を受けることです。
基本採血による検査になるため、血が苦手な人もこれだけは我慢していただくしかありません。
共通してやるべきケアはある?
洗顔料は肌のタイプによってやるべき処置が異なってきます。
そのため、洗顔料に関しては肌に合った、正しい方法で洗顔をする必要がありますが、どのタイプの肌の方でも、必ず最後にやるケアがあります。
それは、保湿です。
男性の肌の保湿は女性の物でも同じ、乳液を使用しての保湿となります。
乳液は女性がつかうイメージがある程度あるかもしれませんが、実際の所、保湿をキープするのに欠かせないアイテムで、むしろこれを付けないと何も意味がないくらいです。
そのため、現時点でなかなか判断しきれていない方は、まず今まで使っていた洗顔料に保湿剤、乳液を使い始めるだけで大分変わります。
こちらはどの男性でも安心して利用できる、定番の保湿クリームです。
もちろん上を見ればいくらでもありますが、まずはこれを手に入れて使ってみる事をオススメします。
まとめ
男性の肌は女性の肌と違う所が多いため、知り合いの女性にどんなケアをしているか聞いても合わないパターンがあります。
また、頭皮のケアも気にしているは、顔の特徴が脂性肌だったから自分の頭皮ケアも脂性肌向けにしようと考えていると効果がでず、お金ばかりを浪費してしまう結果にもつながります。
まずは、今回紹介したTゾーンとUゾーンを把握して、自分の顔の特徴をつかむ所から初めていくと良いでしょう。
次回は、それぞれの肌に合ったケアの方法を紹介していきますので、お楽しみにして下さい。